金庫(手さげ金庫・据え置き金庫・耐火金庫)を購入した時の仕訳
会社で現金や印鑑・貴重品などを保管するために金庫や手さげ金庫・耐火金庫などを購入した時は、購入した金庫の金額によって以下のように仕訳します。
会社で現金や印鑑・貴重品などを保管するために金庫や手さげ金庫・耐火金庫などを購入した時は、購入した金庫の金額によって以下のように仕訳します。
商品を取引先へ発送する際にかかるダンボール代や梱包のための費用、商品を運送する際の運送料金などは『荷造運賃』などの勘定科目を使って記帳し、費用として処理します(『荷造運賃』のほか、『荷造運賃手数料』『荷造費』『発送費』などの勘定科目を使用する場合もあります。使用する勘定科目については社内の経理ルールに従って継続的に処理してください)。
着払いで払った送料・運送料は、何を受け取ったのかなどにより次のような勘定科目を使って処理します。
お座敷や和室などの畳が摩耗したため、畳の表替え(畳表の張り替え)や裏返し(畳表の裏返し)などを行ったときに支払った費用は『修繕費』などの勘定科目を使って記帳し、支払時などの費用として処理します。
警備会社など警備費用やセキュリティーに関する費用を支払った時は『支払手数料』などの勘定科目を使って記帳し、支払時などの費用として処理します。
なお『支払手数料』のほか、『管理費』『雑費』あるいは『警備費用』などの勘定科目を新たに設けて記帳する場合もあります。使用する勘定科目について特に決まったルールなどはございませんが、いったん採用した勘定科目をむやみに変更することなく、その後も継続的に使用していくことが重要となります。
当社は警備会社と事務所や倉庫・駐車場などの警備やセキュリティーに関する契約を締結している。本日、当社の普通預金口座から今月分の警備費用50,000円が引き落とされた。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
---|---|---|---|
支払手数料 | 50,000 | 普通預金 | 50,000 |
上記仕訳の『支払手数料』勘定は『管理費』『雑費』あるいは『警備費用』などの勘定科目を使用しても構いません。会社の経理ルールに従って継続的に処理することが重要となります。
なお警備料金を前払いしている場合などは、いったん前払費用などの勘定科目を使って資産計上し、実際にサービスの提供を受けた時の費用(損金)として処理することになりますが、1年以内の期間に係る警備料金を前払いしている場合などは、全額を支払い時の経費(損金)として処理することも可能です。詳細は短期前払費用の特例(損金・必要経費算入)も合わせてご参照ください。
車庫証明の取得や入管手続き、建築に関する申請・届出業務など、官公署に提出する書類の作成・提出のため、行政書士に支払った報酬金額については『支払手数料』または『支払報酬』などの勘定科目を使って記帳します。
社員や従業員などが遠方への出張の際に利用した高速バスや夜行バスなどのチケット代は『旅費交通費』勘定を使って記帳し、出張時などの費用として処理します。
100円均一ショップ(100円ショップ)や300円ショップなどで業務で使用する雑貨や小物などを購入した時は、購入金額を『消耗品費』などの費用勘定などを使って処理します
社外で社員・従業員などが公衆電話や電話ボックスを利用した際の利用料や使用料は『通信費』などの勘定科目を使って記帳します。
社内や事務所内、倉庫内で資料・書籍・雑貨類などを整理するための本棚やラック(スチールラック・メタルラック・ウッドラックなど)を購入した時は『消耗品費』勘定を使って仕訳し、購入した期間の費用として処理します。
コンピューターウイルスの削除やパソコン内の情報漏えいや個人情報の流出などを防止するため、会社のパソコンなどで使用するウイルスソフトやウイルス対策ソフト・セキュリティソフトなどを購入した時は『消耗品費』勘定を使って記帳し、購入時の費用として記帳します(購入価格が10万円未満の場合)。
会社や業務で使用するシャープペンシル(シャープペン・シャーペン)やシャープペンシルの芯などを購入した時は購入代金を『事務用品費』または『事務用消耗品費』勘定などを使って処理します
デザインやホームページの作成・動画編集などの業務で使用する画像編集ソフトや動画編集ソフト・画像加工ソフトなどを購入した時は『消耗品費』勘定を使って記帳し、購入時の費用として記帳します(購入価格が10万円未満の場合)。
社員や従業員などが業務で使用するスマートフォン(SIMフリー・格安SIM用など)を購入した時は消耗品費勘定を使用し、購入時などの費用として処理します。
従業員の出勤管理や勤怠管理などのために使用するタイムレコーダーを購入した時は『消耗品費』勘定科目を使って記帳し、購入時などの費用として処理します。
会社や事務所などにおいて、社員のために備え付ける防災用品や防災グッズ(毛布・防寒着・電池・ラジオ・ライター・懐中電灯・ろうそく・非常食・水・消火器・薬・包帯など)を購入した時は『消耗品費』勘定などを使って記帳し、備え付け時などの費用として処理します。
事務所や店舗・お店などで使用している冷蔵庫が故障したり動かなくなった場合において、業者に修理に出した時の修理代は『修繕費』勘定を使って記帳します。
会社で社員や従業員などがお花見を行ったときにかかった費用を会社が負担した時は『福利厚生費』勘定を使って記帳します。
仕事や業務などで使用しているスマホ・スマートフォン・携帯電話が壊れた場合(ガラスや液晶画面の割れ、水没、動作不良、バッテリー交換など)において、専門業者などに修理に出した時の修理代は『修繕費』勘定を使って記帳します。
会社や業務などで使用しているパソコン(PC)が故障したり起動しなくなった場合において、専門業者などに修理に出した時の修理代は『修繕費』勘定を使って記帳します。
業務や仕事で使用するモバイルWi-Fiルーター(ルータ)を購入した時、及び回線契約を行った時に支払う月額利用料金は以下のような勘定科目を使って記帳します。
システムやソフトの利用料・使用料、あるいはクラウドサービスの利用料などを支払った場合、支払った料金は『支払手数料』などの勘定科目を使って記帳します。
打ち合わせや会議・ミーティング、あるいはインタビューなど仕事や業務で使用するICレコーダーやボイスレコーダー・カセットテープレコーダーなどを購入した時は『消耗品費』勘定を使って記帳し、購入時などの費用として処理します。
会社の応接室やお店の接客スペースなどで観賞用に飼育する熱帯魚を購入した場合は消耗品費勘定を使用し、購入時の費用として処理します。
取引先や従業員などに誕生日プレゼント(ケーキや少額の物品など)を送った場合は、一般に以下のような勘定科目を使って記帳します。
業務上使用するダンボール(段ボール)を購入した時の勘定科目は、一般にその段ボールの使用目的などにより以下のようになります。
週刊誌や月刊誌などの雑誌を購入した時は『新聞図書費』勘定を使って記帳します。
取引先の社長や従業員などにバレンタインのチョコレートをプレゼントした場合のチョコレートの購入代金は『接待交際費』勘定を使って記帳します(ただし、経費処理できるのは業務上のお付き合いの一環としてプレゼントしたものに限ります)。
社内で社員や従業員などが豆まきなど節分のイベントを行ったときの福豆や巻き寿司(恵方巻き・太巻き)などの購入代金は『福利厚生費』勘定を使って記帳します。