モバイルWi-Fiルーターの仕訳・勘定科目

業務や仕事で使用するモバイルWi-Fiルーター(ルータ)を購入した時、及び回線契約を行った時に支払う月額利用料金は以下のような勘定科目を使って記帳します。

(モバイルWi-Fiルーターの購入時・契約時の勘定科目)
モバイルWi-Fiルーターの端末代金として支払った金額は消耗品費勘定を使って記帳し、購入時などの費用として処理します。
(Wi-Fiルーターの端末代金は一般的に10万円以上となることはありませんので、備品などの勘定科目を使って資産計上する必要はなく、消耗品費などの経費勘定を使って一括費用処理します)。
消耗品費
モバイルWi-Fiルーターの端末の購入と合わせて回線契約をしたときの月額利用料金、および初回事務手数料などは通信費勘定を使って記帳し、支払時などの費用として処理します。 通信費

通信費の月額利用料金は、先月の使用分が今月末に預金口座などから引きおとされるなど、実際の利用月と支払月とが異なる場合がございますが、継続的に支払月に経費処理しているのであれば、そのような処理も認められます(厳密には実際の利用月もしくは決算期末に未払金計上することが必要ですが、実務処理の観点から支払時の費用とするのがより一般的な処理となります)。

(具体例-モバイルWi-Fiルーターの購入時・契約時)

業務で使用するため、先月にモバイルWi-Fiルーターを購入し、同時に月額利用契約を締結した。本日、当社指定の普通預金口座よりルータ端末代金10,000円、初回事務手数料2,000円、月額利用料金3,000円の合計15,000円が引き落とされた。

(仕訳)
借方 金額 貸方 金額
消耗品費 10,000 普通預金 15,000
通信費 5,000

(関連項目)
携帯電話代・携帯電話料金の会計処理

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