ヘルメットを購入した時の仕訳・勘定科目
ヘルメットを購入した時は『消耗品費』勘定などを使って仕訳し、購入した期間の費用として処理します。
ヘルメットを購入した時は『消耗品費』勘定などを使って仕訳し、購入した期間の費用として処理します。
『消耗品費』とは、取得価額が10万円未満または耐用年数が1年未満の物品(いわゆる消耗品)を購入した時に使用する費用勘定です。
それと同じような勘定科目として『事務用品費』という勘定科目があります。実務において、これらの勘定科目の使い分けに関しては悩む場合もありますが、この2つの勘定科目の一般的な概念は以下の通りです。
会社や事務所などで使用するインクジェットプリンタ(インクジェットプリンター)を購入した時は『消耗品費』勘定などを使って仕訳し、購入した期間の費用として処理します。
会社で使用する住所印やゴム印、スタンプ類などを購入した時は『消耗品費』または『事務用品費』などの勘定科目を使って記帳し、購入時などの費用として処理します。
事務所や店舗などで使用する電話機(固定電話)やFAX機能付き電話などを購入した時は『消耗品費』勘定を使って仕訳し、購入した期間の費用として処理します。
日本国内から海外の取引先や支社、あるいは海外に出張中の役員・従業員などへ手紙や書類などを国際郵便やEMS(国際スピード郵便)利用して送った際にかかった費用は『通信費』(販売費及び一般管理費)勘定を使って記帳します。
日本国内から海外の取引先や支社、あるいは海外に出張中の社員などへ国際電話をかけた時の電話料金は『通信費』(販売費及び一般管理費)勘定を使って記帳します。
パソコンのキーボードを購入した時は『消耗品費』勘定を使って記帳し、購入時の費用として処理します。
賃貸用マンションやアパートの壁紙(クロス)が使用による摩耗や汚れ、あるいは破損したため、これを張り替えるためにかかった費用は『修繕費』などの勘定科目を使って処理し、張り替え時(支出時)の費用として処理します。
旅館や飲食店、あるいは賃貸用アパートの和室などで使用する襖(ふすま)の張り替えなどを行ったときに支払った費用は『修繕費』などの勘定科目を使って記帳し、支払時などの費用として処理します。
販売促進費とは、自社商品やサービスの販売を促進するために発生した費用全般をいい、『販売促進費』という勘定科目(販売費及び一般管理費)を使って記帳します。
会社で現金や印鑑・貴重品などを保管するために金庫や手さげ金庫・耐火金庫などを購入した時は、購入した金庫の金額によって以下のように仕訳します。
商品を取引先へ発送する際にかかるダンボール代や梱包のための費用、商品を運送する際の運送料金などは『荷造運賃』などの勘定科目を使って記帳し、費用として処理します(『荷造運賃』のほか、『荷造運賃手数料』『荷造費』『発送費』などの勘定科目を使用する場合もあります。使用する勘定科目については社内の経理ルールに従って継続的に処理してください)。
着払いで払った送料・運送料は、何を受け取ったのかなどにより次のような勘定科目を使って処理します。
お座敷や和室などの畳が摩耗したため、畳の表替え(畳表の張り替え)や裏返し(畳表の裏返し)などを行ったときに支払った費用は『修繕費』などの勘定科目を使って記帳し、支払時などの費用として処理します。
警備会社など警備費用やセキュリティーに関する費用を支払った時は『支払手数料』などの勘定科目を使って記帳し、支払時などの費用として処理します。
なお『支払手数料』のほか、『管理費』『雑費』あるいは『警備費用』などの勘定科目を新たに設けて記帳する場合もあります。使用する勘定科目について特に決まったルールなどはございませんが、いったん採用した勘定科目をむやみに変更することなく、その後も継続的に使用していくことが重要となります。
当社は警備会社と事務所や倉庫・駐車場などの警備やセキュリティーに関する契約を締結している。本日、当社の普通預金口座から今月分の警備費用50,000円が引き落とされた。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
---|---|---|---|
支払手数料 | 50,000 | 普通預金 | 50,000 |
上記仕訳の『支払手数料』勘定は『管理費』『雑費』あるいは『警備費用』などの勘定科目を使用しても構いません。会社の経理ルールに従って継続的に処理することが重要となります。
なお警備料金を前払いしている場合などは、いったん前払費用などの勘定科目を使って資産計上し、実際にサービスの提供を受けた時の費用(損金)として処理することになりますが、1年以内の期間に係る警備料金を前払いしている場合などは、全額を支払い時の経費(損金)として処理することも可能です。詳細は短期前払費用の特例(損金・必要経費算入)も合わせてご参照ください。
車庫証明の取得や入管手続き、建築に関する申請・届出業務など、官公署に提出する書類の作成・提出のため、行政書士に支払った報酬金額については『支払手数料』または『支払報酬』などの勘定科目を使って記帳します。
社員や従業員などが遠方への出張の際に利用した高速バスや夜行バスなどのチケット代は『旅費交通費』勘定を使って記帳し、出張時などの費用として処理します。
100円均一ショップ(100円ショップ)や300円ショップなどで業務で使用する雑貨や小物などを購入した時は、購入金額を『消耗品費』などの費用勘定などを使って処理します
社外で社員・従業員などが公衆電話や電話ボックスを利用した際の利用料や使用料は『通信費』などの勘定科目を使って記帳します。
社内や事務所内、倉庫内で資料・書籍・雑貨類などを整理するための本棚やラック(スチールラック・メタルラック・ウッドラックなど)を購入した時は『消耗品費』勘定を使って仕訳し、購入した期間の費用として処理します。
コンピューターウイルスの削除やパソコン内の情報漏えいや個人情報の流出などを防止するため、会社のパソコンなどで使用するウイルスソフトやウイルス対策ソフト・セキュリティソフトなどを購入した時は『消耗品費』勘定を使って記帳し、購入時の費用として記帳します(購入価格が10万円未満の場合)。
会社や業務で使用するシャープペンシル(シャープペン・シャーペン)やシャープペンシルの芯などを購入した時は購入代金を『事務用品費』または『事務用消耗品費』勘定などを使って処理します
デザインやホームページの作成・動画編集などの業務で使用する画像編集ソフトや動画編集ソフト・画像加工ソフトなどを購入した時は『消耗品費』勘定を使って記帳し、購入時の費用として記帳します(購入価格が10万円未満の場合)。
社員や従業員などが業務で使用するスマートフォン(SIMフリー・格安SIM用など)を購入した時は消耗品費勘定を使用し、購入時などの費用として処理します。
従業員の出勤管理や勤怠管理などのために使用するタイムレコーダーを購入した時は『消耗品費』勘定科目を使って記帳し、購入時などの費用として処理します。
会社や事務所などにおいて、社員のために備え付ける防災用品や防災グッズ(毛布・防寒着・電池・ラジオ・ライター・懐中電灯・ろうそく・非常食・水・消火器・薬・包帯など)を購入した時は『消耗品費』勘定などを使って記帳し、備え付け時などの費用として処理します。
事務所や店舗・お店などで使用している冷蔵庫が故障したり動かなくなった場合において、業者に修理に出した時の修理代は『修繕費』勘定を使って記帳します。
会社で社員や従業員などがお花見を行ったときにかかった費用を会社が負担した時は『福利厚生費』勘定を使って記帳します。
仕事や業務などで使用しているスマホ・スマートフォン・携帯電話が壊れた場合(ガラスや液晶画面の割れ、水没、動作不良、バッテリー交換など)において、専門業者などに修理に出した時の修理代は『修繕費』勘定を使って記帳します。