洗濯機を購入した時の勘定科目(購入価格別の仕訳例)
会社や個人事業主などの事業者が、従業員の制服やお客様用のタオルなど事業上で使用する目的で洗濯機を購入した時の仕訳・経理処理方法は、その洗濯機の購入金額によって以下のように仕訳します。
会社や個人事業主などの事業者が、従業員の制服やお客様用のタオルなど事業上で使用する目的で洗濯機を購入した時の仕訳・経理処理方法は、その洗濯機の購入金額によって以下のように仕訳します。
会社や事務所・事業所などで使用する時計(置時計・掛け時計ほか)を購入した時は、その購入した時計の価格によって以下のように仕訳します。
業務上必要な鞄(カバン)を購入した時は『消耗品費』などの勘定科目を使って記帳し、購入時などの費用として処理します。
会議室などで使用するホワイトボードを購入した時は『消耗品費』などの勘定科目を使って記帳し、購入時などの費用として処理します。
応接用のテーブルや椅子・ソファなどをセットで購入(いわゆる応接セット)した場合の経理処理は以下のようになります。
なお、テーブルとイスとがセットで取引されるような応接セットについては、テーブルとイスとを別々に判定するのではなく、セット価格で判定することになります(法人税法基本通達7-1-11参照)。
商店や小売店などがお客さんに商品を販売した際に持ち帰り用に使用してもらう手提げ袋や紙袋などを購入した時は『消耗品費』などの勘定科目を使って記帳し、購入時の費用として処理します。
パソコンや車両・機械・備品などの固定資産や消耗品などのモノを後払いで購入した時は、いったんこれを『未払金』勘定という負債勘定を使って記帳します(買掛金ではありません)。
たとえば、機械装置300,000円を購入し、代金は後日に支払う予定の場合は次のように記帳します。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
---|---|---|---|
機械装置 | 300,000 | 未払金 | 300,000 |
販売用の商品などを掛け(後払い)で仕入れた場合、『買掛金』という勘定科目を使用しますが、固定資産や消耗品・有価証券など商品以外のモノを後払いで購入した時は、いったんこれを『未払金』という負債勘定をつかって記帳しますので、上記の仕訳の貸方は『未払金』となります。
なお、後日に上記の未払金を現金で決済した時の仕訳は以下のようになります。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
---|---|---|---|
未払金 | 300,000 | 現金 | 300,000 |
現金を支払うことにより『未払金』という負債が減少しますので、借方に『未払金 300,000円』と記帳し、購入時に計上した貸方の未払金を減額させます。
1.事務所で使用する事務用品一式10,000円をネット通販で購入した。代金は後日に郵便局の振込用紙を使用して支払うことになっている。購入時の仕訳を示しなさい。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
---|---|---|---|
消耗品費 (事務用品費) |
10,000 | 未払金 | 10,000 |
2.後日、先方から請求書といっしょに送付されてきた郵便局の振込用紙を使用し、現金で10,000円を決済した。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
---|---|---|---|
未払金 | 10,000 | 現金 | 10,000 |
(関連項目)
買掛金と未払金との違い・区別
費用の見越し処理(未払費用)の仕訳
個人事業主がクレジットカードで経費を支払った時の勘定科目
会社で現金や印鑑・貴重品などを保管するために金庫や手さげ金庫・耐火金庫などを購入した時は、購入した金庫の金額によって以下のように仕訳します。
従業員の出勤管理や勤怠管理などのために使用するタイムレコーダーを購入した時は『消耗品費』勘定科目を使って記帳し、購入時などの費用として処理します。
会社や事務所などにおいて、社員のために備え付ける防災用品や防災グッズ(毛布・防寒着・電池・ラジオ・ライター・懐中電灯・ろうそく・非常食・水・消火器・薬・包帯など)を購入した時は『消耗品費』勘定などを使って記帳し、備え付け時などの費用として処理します。
会社の応接室やお店の接客スペースなどで観賞用に飼育する熱帯魚を購入した場合は消耗品費勘定を使用し、購入時の費用として処理します。
事務所内や店舗内などで使用する加湿器や空気洗浄機(空気清浄機)などを購入した時は『消耗品費』勘定を使って記帳し、購入時などの費用として処理します。
社内や店舗・倉庫内で商品や製品、器具備品、書類などの荷物を運搬するために使用する台車やカゴ台車(カーゴ台車)などを購入した時は『消耗品費』勘定使って記帳し、購入時などの費用として処理します。
事務所や店舗などにおいて冬季に使用する電気ストーブや石油ストーブ、オイルヒーター、遠赤外線ヒーター、エアコン、こたつなどの暖房器具を購入した時の仕訳は、当該暖房器具の価格により以下のように異なります。
事務所や店舗内で使用するハンガー(衣類ハンガー・木製ハンガー・プラスチックハンガーなど)やハンガーラック・ハンガー掛けなどを購入した時は『消耗品費』勘定使って記帳し、購入時などにおいて費用として処理します。
CD(CD-R、CD-RW等)やDVD(DVD-R、DVD-RW等)などデータ保存のための記録メディア・記憶媒体を購入した時は『消耗品費』勘定使って記帳し、購入時などの費用として処理します。
来客用やお客様用のコップや紙コップ、コーヒーカップや湯呑みなどを購入した時はの費用は『消耗品費』勘定使って記帳し、購入時などの費用として処理します。
ファイルやクリアファイル・クリアホルダーあるいはファイルボックスなどを購入した時は『事務用品費』まはた『事務用消耗品費』勘定を使って記帳します
事務所や店舗内などで使用する防虫剤・殺虫剤・防虫スプレー・害虫駆除剤などを購入した時の支出は『消耗品費』勘定を使って記帳し、購入時などの費用として処理します。
事務所や社内の時計やLEDライトなどの電化製品などにおいて使用する電池(単1、単2、単3、アルカリ乾電池、リチウム乾電池、ボタン型・角型乾電池など)を購入した時の支出は『消耗品費』勘定を使って記帳し、購入時などの費用として処理します。
祝儀袋や熨斗袋(のし袋)、香典袋などを購入した時は『消耗品費』勘定を使って記帳し、購入時などの費用として処理します。
会社が地震などの災害に備えて事務所内に備え置く非常食(缶詰やカンパン・レトルト食品・フリーズドライ食品など)を購入した時は『消耗品費』勘定を使って記帳し、購入時などの費用として処理します。
洗剤やスポンジなど会社や事務所の流し台やシンク周り、あるいは台所・キッチンで使用する台所用品や雑貨などを購入した時は『消耗品費』勘定を使って記帳し、購入時などの費用として処理します。
トイレットペーパーや消臭剤、芳香剤、洗剤、トイレブラシなど事務所や店舗などのトイレで使用するトイレ用品を購入した時は『消耗品費』勘定を使って記帳し、購入時などの費用として処理します。
経理や計算・集計などの業務で使用する電卓(電子卓上計算機)やそろばんなどを購入した時は『消耗品費』勘定を使って記帳し、購入時などの費用として処理します。
企業や個人事業主などが業務で使用するパソコン(PC)を購入した時の会計処理は、購入したパソコンの価格によって以下のように仕訳します。
会社や事務所・店舗などで使用する電気ポットや電気ケトルなどを購入した時は『消耗品費』勘定を使って記帳し、購入時の費用として処理します。