台車やカゴ台車の仕訳・勘定科目

社内や店舗・倉庫内で商品や製品、器具備品、書類などの荷物を運搬するために使用する台車やカゴ台車(カーゴ台車)などを購入した時は『消耗品費』勘定使って記帳し、購入時などの費用として処理します。

(具体例-台車やカーゴ台車を購入した時の仕訳)

1.社内で商品や書類などの小荷物を運搬するための台車を購入し、代金10,000円を現金で支払った。

(仕訳)
借方 金額 貸方 金額
消耗品費 10,000 現金 10,000

2.倉庫内で商品を運搬するためのカーゴ台車10台(1台あたり20,000円)を購入し、代金200,000円は小切手を振り出して支払った。

(仕訳)
借方 金額 貸方 金額
消耗品費 200,000 当座預金 200,000

台車やカゴ台車などの購入価格は1台当たり10万円を下回ると考えられますので、消耗品費などの費用勘定を使って処理し、支出額の全額を購入時の費用として処理することが可能です。しかし、これらの1台あたりの購入価格が10万円以上の場合は『備品』勘定を使って資産計上し、減価償却による費用化処理などが必要となる場合などがあります(詳細は消耗品費の仕訳(中小企業者等の30万円未満の資産)及び一括償却資産の仕訳・会計処理もあわせてご参照ください)。

(関連項目)
棚(本棚やスチールラック・メタルラックなど)の勘定科目

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