クレカ利用や口座開設に伴うキャッシュバックの仕訳・勘定科目
クレジットカードやデビットカードなどの発行、新規口座の開設などでキャッシュバックを受けた場合は、その金額を『雑収入』などの勘定科目を使って記帳します。
クレジットカードの発行や口座開設などによるキャッシュバックは本業(営業活動)で得た収入ではないため売上高等の勘定科目は使用しません。
クレジットカードやデビットカードなどの発行、新規口座の開設などでキャッシュバックを受けた場合は、その金額を『雑収入』などの勘定科目を使って記帳します。
クレジットカードの発行や口座開設などによるキャッシュバックは本業(営業活動)で得た収入ではないため売上高等の勘定科目は使用しません。
飲食店などにおいて営業時間短縮協力金を受け取ったときは『雑収入』などの勘定科目を使って記帳し、収益として処理します。
アフィリエイト収入(ブログ・インターネット広告収入)の勘定科目は、アフィリエイトを本業として行っているのか、それとも付随的な収益としてとらえるかにより以下のように異なる勘定科目を使用します。
営業外損益(営業外収益及び営業外費用)とは、企業の主たる営業活動以外の活動によって得られる収益費用をいいます。
営業外損益は下記の通り、営業外収益と営業外損益とに区分することができます(企業会計原則第二・四など参照)。
会社や店舗では日々の取引を帳簿に記帳していくことになりますが、定期的に実際の現金を数え、帳簿上の現金残高と一致しているかどうかチェックすることが必要となります(現金実査)。その結果、実際の現金の残高が帳簿上の現金残高よりも多く、なぜ現金が多かったのかすぐに原因がわからない場合は、いったん『現金過不足』勘定を使って帳簿残高を実際有高に修正することになります。
取引の仲介・斡旋などにより受け取った仲介手数料や、ホームページなどのアフィリエイト収入など、本業以外から得た手数料収入は『受取手数料』勘定(営業外収益)を使って記帳します。
決算時において、米ドルや豪ドル、ユーロ・ポンド・ウォンなどの外国通貨を保有している場合はこれを決算時の為替レート(CR)で換算し、換算差額については為替差損益(営業外収益または営業外費用)として処理します(外貨建取引等会計処理基準 第2項(1)(2)参照)。
事務所や店舗の前などに自動販売機を設置することにより、自動販売機の設置料収入を受け取ることがあります。
仕入れや売上などの商品売買取引において、割戻・割引・値引のそれぞれの概要は以下のようになります(簿記用語)。
土地や建物などを他人に貸し付け、家賃や地代を受け取ったときは
1.自社は不動産賃貸業をメインとしている会社か?
2.賃貸しているものは土地か?それとも建物か?
により、記帳方法は異なります。それそれの場合における勘定科目と記帳方法をまとめると以下のようになります。
普通預金の利息・利子が預金口座に振り込まれた時の仕訳・会計処理は、法人と個人事業主とで異なります。法人や個人事業主が預金利息を受け取ったときの会計処理はそれぞれ以下の通りです。
売掛金や買掛金などの外貨建金銭債権・債務は、取引発生時にその時のレート(HR)ですでに円貨に換算され記帳されていますが、決算時においては再度、決算時の為替レート(CR)により換算し直すことが必要となります。
外貨建取引とは、売買価額その他の取引価額などが外国通貨(ドルやユーロなど)で表示されている取引をいいます。
雑収入(または雑益)とは、金額が少ないなどの理由により、独立した科目として表示するほどの重要性がない収益(売上に含まれるものは除く)に関して一括して処理するための勘定です。
前期以前に貸倒処理した債権が当期に回収された場合、回収可能となった理由に基づいて以下の通り処理することになります。
保有する債券(国債・地方債・社債など)から生ずる利息は『有価証券利息』勘定を使って記帳します。有価証券利息は損益計算書上、営業外収益として表示します。
時価の変動により利益を得ることを目的として保有する有価証券を売買目的有価証券といい、決算においては時価をもって貸借対照表価額とし、評価差額は当期の損益とします。
有価証券を売却した時は、売却する有価証券の帳簿価額(取得価額または前期末の時価)と売却価格との差額を『有価証券売却損(益)』勘定または『投資有価証券売却損(益)』勘定などを使って記帳します。
保有する株式の配当や剰余金の分配、株式投資信託の収益分配金などを受け取ったときは『受取配当金』勘定を使って記帳します。
個人事業主の預金口座に預金利息が振り込まれた場合は『事業主借』勘定を使って記帳します(受取利息勘定ではありません)。
銀行預金や貸付金などから利息を受け取ったときは『受取利息』勘定、逆に借入金について利息を支払った場合は『支払利息』勘定を使って記帳します。
割引とは、商品を売買した時の売掛金・買掛金などの掛代金を決済日前に支払ったとき、支払日から決済日までの金利に相当する金額を買主に返却(代金の減額)することをいいます。