家賃・地代を受け取ったときの仕訳(受取家賃・受取地代・売上)

土地や建物などを他人に貸し付け、家賃や地代を受け取ったときは

1.自社は不動産賃貸業をメインとしている会社か?
2.賃借しているものは土地か?それとも建物か?

により、記帳方法は異なります。それそれの場合における勘定科目と記帳方法をまとめると以下のようになります。

(受取家賃と受取地代の会計処理)
勘定科目 内容・記帳方法
売上 自社が不動産賃貸業をメインとしている場合、受け取った金額は『売上』として計上します。
受取家賃 自社が不動産賃貸業をメインとしていない場合において、建物を賃貸している場合に受け取った金額は『受取家賃』勘定を使って記帳します。
受取地代 自社が不動産賃貸業をメインとしていない場合において、土地を賃貸している場合に受け取った金額は『受取地代』勘定を使って記帳します。

受取家賃・受取地代勘定はまとめて『受取賃貸料』勘定などを使って記帳することもあります。なお、自社が不動産賃貸業を営業のメインとしていない場合にはこれらの収益は損益計算書上、営業外収益の区分に表示します。

(具体例1-売上高の場合)

自社ビルに入居しているテナントから当月の家賃として100,000円が当社の普通預金口座に振り込まれた。なお当社は不動産賃貸業を営業のメインとしている会社である。

(仕訳)
借方 金額 貸方 金額
普通預金 100,000 売上 100,000
(具体例2-受取家賃の場合)

自社ビルに入居しているテナントから当月の家賃として100,000円が当社の普通預金口座に振り込まれた。なおこの賃貸契約は自社ビルの余剰スペースの有効活用の一環として行っているものであって、当社は不動産賃貸業を営業のメインとしている会社ではない。

(仕訳)
借方 金額 貸方 金額
普通預金 100,000 受取家賃 100,000
(具体例3-受取地代の場合)

土地の賃貸料として賃借人から200,000円が当社の普通預金口座に振り込まれた。なおこの賃貸契約は余剰土地の有効活用の一環として行っているものであって、当社は不動産賃貸業を営業のメインとしている会社ではない。

(仕訳)
借方 金額 貸方 金額
普通預金 200,000 受取地代 200,000

『受取家賃』や『受取地代』勘定はまとめて『受取賃貸料』勘定などを使用することもあります。

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