簿記上の未払金とは(買掛金と未払金とのちがい)

2019年6月21日 at 8:04 PM

代金を後払いする約束でモノを購入した場合、取引相手に将来お金を支払わなければならない義務(債務)を負うことになります。
この、将来にお金を支払わなければならない債務を簿記上は未払金(みはらいきん)といいます。

評価勘定(ひょうかかんじょう)の基礎

2017年12月22日 at 9:54 PM

評価勘定とは、特定の資産からマイナスすることを目的として計上される勘定科目をいいます。
たとえば、建物や機械などの固定資産に対する減価償却累計額がこれにあたります。

簿記の目的と財務諸表の基礎(貸借対照表・損益計算書)

2017年12月20日 at 6:54 PM

簿記の目的は何でしょう?

一般に簿記の目的といえば『会社の財政状態と経営成績を明らかにすること』といわれています。

摘要欄や備考欄に記入すること(仕訳入力の基礎)

2017年10月30日 at 10:19 PM

仕訳帳や会計ソフトで仕訳を入力する際、日付や勘定科目や取引金額のほか、「摘要」や「備考」と書かれた欄があります。この「摘要」や「備考」と書かれた欄の記入については、一般的には次のような事項を記入します。

補助科目とは(仕訳入力の基礎)

2017年10月24日 at 11:04 PM

補助科目とは、仕訳を入力する際などに使用する勘定科目の内訳項目をいいます。

簿記上の小切手(こぎって)とは

2017年9月12日 at 10:47 PM

小切手を使用するためには、まず銀行に当座預金と呼ばれる種類の預金口座を開設する必要があります。

銀行の預金口座には、普通預金と呼ばれる口座(みなさんがいつも利用している種類の口座)のほかに当座預金と呼ばれる種類の口座があります。
当座預金とは、企業などが決済(お金を支払う場合)に使用するための預金口座であり、次のような特徴があります。

簿記上の買掛金(かいかけきん)とは

2017年6月20日 at 10:27 PM

小売店などの商店が、商品だなに陳列する商品を、卸問屋さんから代金後払いで仕入れた場合、商店は卸問屋さんに将来お金を支払わなければならない義務(債務)を負うことになります。
この、将来にお金を支払わなければならない債務を簿記上は買掛金(かいかけきん)といいます。

簿記上の売掛金(うりかけきん)とは

2017年6月18日 at 10:15 PM

お店が商品を掛け(代金後払い)で販売した場合、お店にとっては、お客さんから将来お金を受け取ることができるという権利(債権)をもつことになります。
この、将来にお金を受け取ることができる権利を簿記上は売掛金(うりかけきん)といいます。

振替仕訳とは

2017年6月8日 at 9:57 PM

振替仕訳とは、ある勘定科目の残高を他の勘定科目へ移す(振り替える)ために行う仕訳をいいます。
たとえば、商品を現金1,000円で仕入れた場合、商品の仕入という取引事実を帳簿に記帳するため次のような仕訳を行います。

(仕訳1)
借方 金額 貸方 金額
仕入 1,000 現金 1,000

上記の商品が決算時までそのまま売れ残った場合、商品を資産として繰り越す必要があります。この場合『仕入』勘定から『繰越商品』勘定へ売れ残った商品の原価を移す(振り替える)処理が必要となります。

(仕訳2)
借方 金額 貸方 金額
繰越商品 1,000 仕入 1,000

この仕訳2は、上記の仕訳1のように新たな取引を記帳するためのものではなく、帳簿上において『仕入』勘定の残高のうち、売れ残った商品の仕入原価を『繰越商品』勘定へ移す(振り替える)ために行う仕訳となります。
振替仕訳とは、新たに発生した取引を記帳するための仕訳ではなく、上記のように帳簿上においてある勘定科目の残高を他の勘定科目へ移すための仕訳をいいます。
振替仕訳には決算振替仕訳のほか、仕訳を間違えた場合の修正仕訳など、帳簿上の金額を修正するための仕訳として使用される場合などがあります。

(具体例-修正仕訳としての振替仕訳)

取引先へ現金2,000円で商品を販売した際、現金と売掛金を誤って記帳した。修正のために必要な仕訳を示しなさい。

(仕訳)
借方 金額 貸方 金額
現金 2,000 売掛金 2,000

商品を販売し、現金2,000円を受け取っているので借方に「現金 2,000円」と記帳するべきところを、誤って「売掛金 2,000円」と記帳しているため、売掛金から現金への金額の振替を行います。
上記の仕訳により売掛金は借方と貸方との2,000円が相殺され、本来計上すべきであった現金勘定に2,000円が新たに計上されることになります。

(関連項目)
勘定科目(かんじょうかもく)
逆仕訳・反対仕訳(間違った仕訳の取り消し処理)

販売した商品の値引を行った時の仕訳・勘定科目(基礎)

2016年8月22日 at 9:19 PM

一度お客様へ販売した商品について、販売後に価格の値引を行った時は、値引を行った金額について商品の販売時の仕訳と貸借(左右)が逆の仕訳を切り、値引金額分だけ商品販売時の仕訳を取り消します。

買った商品を値引いてもらった時の仕訳・勘定科目(基礎)

2016年8月14日 at 5:10 PM

いったん購入した商品などについて、購入後にお店から値引を受けた時は、値引を受けた金額について仕入時や購入時の仕訳と貸借(左右)が逆の仕訳を切り、商品仕入時などの仕訳を取り消します。

商品を返した時や返品した時の仕訳・勘定科目(基礎)

2016年8月8日 at 8:48 PM

いったん購入した商品などを、お店や取引先へ返品した時は、仕入時や購入時の仕訳と貸借(左右)が逆の仕訳を切り、商品仕入時などの仕訳を取り消します。

返品された時の仕訳・勘定科目(基礎)

2016年8月4日 at 8:49 PM

一度お客様へ販売した商品が、その後お客様より返品された時は、商品を販売した時の仕訳と貸借(左右)が逆の仕訳を切り、商品販売時の仕訳を取り消します。

会計期間とは(簿記の基本ルール)

2015年11月14日 at 12:04 AM

会計期間(かいけいきかん)とは、決算書の作成対象となる期間をいいます。

簿記では、1年間の間に「いくら売り上げがあったのか」「いくら利益があったのか」などを決算書を作成することによって、決算書を読んだ人へ報告することになりますが、

逆仕訳・反対仕訳(間違った仕訳の取り消し処理)

2015年9月20日 at 8:55 PM

間違った仕訳を行った場合などにおいて、この仕訳を完全に取り消したいときは逆仕訳(反対仕訳)を行います。逆仕訳とは、最初に行った仕訳と借方・貸方が逆の仕訳をいいます。

取引の二面性と仕訳(簿記の基本ルール)

2015年8月28日 at 10:35 PM

簿記の仕訳は取引を2つの要素に分解し、それぞれを向かって左(借方)と右(貸方)とに記入することを基本とします。
この時、取引を2つの要素に分解する際に考えるのが原因と結果の側面(取引の二面性といいます)です。

費用の仕訳(仕訳・勘定科目の基本ルール)

2015年8月1日 at 9:30 PM

仕訳では、勘定科目(取引の内容を簡単に表す単語)を使用して取引を記帳します。
この勘定科目はその内容によって資産負債純資産収益・費用の5つのグループに分類することができ、各グループごとに仕訳のルールが決まっています。
このページでは、費用グループに属する勘定科目の仕訳の基本ルールについてご説明いたします。

収益の仕訳(仕訳・勘定科目の基本ルール)

2015年7月31日 at 9:03 PM

仕訳では、勘定科目(取引の内容を簡単に表す単語)を使用して取引を記帳します。
この勘定科目はその内容によって資産負債純資産・収益・費用の5つのグループに分類することができ、各グループごとに仕訳のルールが決まっています。
このページでは、収益グループに属する勘定科目の仕訳の基本ルールについてご説明いたします。

純資産の仕訳(仕訳・勘定科目の基本ルール)

2015年7月29日 at 9:34 PM

仕訳では、勘定科目(取引の内容を簡単に表す単語)を使用して取引を記帳します。
この勘定科目はその内容によって資産負債・純資産・収益費用の5つのグループに分類することができ、各グループごとに仕訳のルールが決まっています。
このページでは、純資産(資本)グループに属する勘定科目の仕訳の基本ルールについてご説明いたします。

負債の仕訳(仕訳・勘定科目の基本ルール)

2015年7月27日 at 8:26 PM

仕訳では、勘定科目(取引の内容を簡単に表す単語)を使用して取引を記帳します。
この勘定科目はその内容によって資産・負債・純資産収益費用の5つのグループに分類することができ、各グループごとに仕訳のルールが決まっています。

このページでは、負債グループに属する勘定科目の仕訳の基本ルールについてご説明いたします。

資産の仕訳(仕訳・勘定科目の基本ルール)

2015年7月25日 at 9:35 PM

仕訳では、勘定科目(取引の内容を簡単に表す単語)を使用して取引を記帳します。
この勘定科目はその内容によって資産・負債純資産収益費用の5つのグループに分類することができ、各グループごとに仕訳のルールが決まっています。

このページでは、資産グループに属する勘定科目の仕訳の基本ルールについてご説明いたします。

借方・貸方の金額に関する基本ルール(貸借一致の原則)

2015年7月1日 at 9:35 PM

仕訳では、借方の金額と貸方の金額は必ず一致させなければなりません。これは貸借一致の原則といいます。

貸借一致の原則(たいしゃくいっちのげんそく)とは、借方と貸方の金額が必ず一致することを表す原則です。個別取引の仕訳における借方・貸方残高を一致させることにより、貸借対照表の借方残高(資産残高)と貸方残高(負債及び純資産残高)の合計額も必ず一致することになります。

勘定科目(かんじょうかもく)

2015年6月19日 at 9:14 PM

簿記では、発生した取引を記帳するとき、仕訳という記帳方法を使用します。

仕訳では発生した取引を2つ要素に分解し、それぞれの要素を向かって左側(借方)と右側(貸方)に記入するという方法で取引を記帳することになります。

借方と貸方(かりかた・かしかた)

2015年6月17日 at 8:12 PM

簿記では、発生した取引を記帳するとき、仕訳という記帳方法を使用します。

仕訳では発生した取引を2つ要素に分解し、それぞれの要素を向かって左側と右側に記入するという方法で取引を記帳することになります。

修正仕訳(訂正仕訳)とは

2015年6月6日 at 9:05 PM

間違った仕訳を正しい仕訳に修正するための仕訳を修正仕訳(または訂正仕訳)といいます。
修正仕訳の手順は以下のように行います。