当期純損失の計上・振り替え
帳簿の締め切りの際に使用する『損益』勘定には、損益振替仕訳によって、その貸方に収益、借方に費用の勘定残高が集計されることになりますので、『損益』勘定の貸方と借方との差額は当期の損益を表すことになります。
帳簿の締め切りの際に使用する『損益』勘定には、損益振替仕訳によって、その貸方に収益、借方に費用の勘定残高が集計されることになりますので、『損益』勘定の貸方と借方との差額は当期の損益を表すことになります。
期末においては、決算整理ののち、当期の記帳を終了し、翌期以降の記帳にそなえるため総勘定元帳を締め切る作業(帳簿の締め切り)を行うことが必要となります。帳簿を締め切る手順は以下の通りとなります(英米式決算法を前提としています)。
期末においては、決算整理ののち、当期の記帳を締め切り翌期以降の記帳にそなえるため総勘定元帳を締め切る作業(帳簿の締め切り)を行うことが必要となります。帳簿を締め切る手順は以下の通りとなります(英米式決算法を前提としています)。
期末においては、決算整理ののち、当期の記帳を終了し翌期以降の記帳にそなえるため総勘定元帳を締め切る作業(帳簿の締め切り)を行うことが必要となります。帳簿を締め切る手順は以下の通りとなります(英米式決算法を前提としています)。
無償増資とは、株主からの新たな出資を伴うことなく資本金を増加させることをいいます(会社法第448条・第450条等参照)。
ストック・オプションについて、対象勤務期間の延長又は短縮に結びつく勤務条件の変更等により、費用の合理的な計上期間を変動させた場合には、当該条件変更前の残存期間に計上すると見込んでいた金額を、以後、合理的な方法(残存期間にわたる期間按分など)に基づき、新たな残存期間にわたって費用計上することになります(企業会計基準第8号 ストック・オプション等に関する会計基準(以下、ストックオプション会計基準)第12項参照)。
権利確定日までの期間において費用化されるストックオプションの公正な評価額は、公正な評価単価にストックオプション数を乗じて算定します。
ストックオプションの公正な評価単価については、ストックオプションの付与日現在において算定し、原則としてその後の変更は行いません(企業会計基準第8号 ストック・オプション等に関する会計基準(以下、ストックオプション会計基準)第6項(1)参照)。
ストックオプションとは、会社が役員や従業員に対し、あらかじめ定められた一定の価格で自社の株式を取得できる権利(新株予約権)を与える制度をいいます。
新株発行に際し、保有する自己株式の処分(譲渡)を同時に行うことがあります。新株発行と自己株式の処分とを同時に行った時は、株主からの払込額を発行する新株数と自己株式数の割合に応じて按分し、それぞれ新株発行と自己株式の処分との処理を同時に行うことになります。
自社が発行した株式を取得した時の当該株式を自己株式といいます。自己株式は資本の払い戻しとしての性格を有することから、他社が発行した株式(有価証券)とは異なる扱いが必要となります。
自社が発行した株式を取得した時の当該株式を自己株式といいます。自己株式は資本の払い戻しとしての性格を有することから、他社が発行した株式(有価証券)とは異なる扱いが必要となります。
自社が発行した株式を取得した時の当該株式を自己株式といいます。自己株式は資本の払い戻しとしての性格を有することから、他社が発行した株式(有価証券)とは異なる扱いが必要となります。
自社が発行した株式を取得した時の当該株式を自己株式といいます。自己株式は資本の払い戻しとしての性格を有することから、他社が発行した株式(有価証券)とは異なる扱いが必要となります。
配当金を受け取るに際、株主は所得税などが源泉徴収されます。会社は株主に配当金を支払うに際し、源泉所得税を差し引いた額を株主に交付し、配当金から差し引いた源泉所得税に関しては、その翌月に納付手続きを行います。その際に預かった源泉所得税等については、『預り金』勘定を使って記帳します。
その他資本剰余金とは、資本金や資本準備金の取崩し(資本金及び資本準備金減少差益)や、自己株式処分時の処分差額(自己株式処分差益)など、株主からの払込を原資とする資本性の剰余金をいいます。
配当とは、会社の利益を株主に分配するをいいます。分配の原資はおもに繰越利益剰余金(利益の未処分残高)が対象となりますが、その他資本剰余金(資本金や資本準備金の取崩しによって生じる剰余金)などを分配の原資とすることもできます。
会社成立後、新たに株式を発行することを増資といいます。株式会社が新たに株式を発行し増資をする時の仕訳は、払込金の入金時と払込期日において以下の通りとなります。
株式会社を設立する場合、株式を発行する必要があります。株式を発行することにより払い込まれた金額は、原則として、その全額を『資本金』勘定を使って記帳します。『資本金』勘定は貸借対照表上、純資産の部に計上します。