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伝票式会計において日々の取引を起票した伝票は、定期的に集計表に集計され、集計された金額をまとめて総勘定元帳へ合計転記することになります。

伝票式会計において日々の取引を起票した伝票は、定期的に集計表に集計され、集計された金額をまとめて総勘定元帳へ合計転記することになります。

伝票式会計において、五伝票制とは、入金伝票・出金伝票・売上伝票・仕入伝票・振替伝票という五種類の伝票を使用して取引を起票する方法をいいます。

伝票式会計のうち三伝票制を採用している場合、一部現金取引（たとえば商品を販売した際、販売代金の一部を現金で受け取り、残りの金額を売掛金とする場合など現金とその他の決済方法とが混在している取引）の起票方法には次の2つの方法があります。

伝票式会計において、三伝票制とは、入金伝票・出金伝票・振替伝票という三種類の伝票を使用して取引を起票する方法をいいます。

伝票式会計において、一伝票制とは、すべての取引を仕訳伝票という一種類の伝票を使用して起票する方法をいいます。

振替伝票とは、三伝票制の伝票式会計を採用している場合において、入金取引・出金取引以外の取引を記入するために使用する伝票をいいます（五伝票制を採用している場合においては、入金取引・出金取引・売上取引・仕入取引以外の取引を記入するために使用します）。

仕入伝票とは、五伝票制の伝票式会計を採用している場合において、仕入取引を記入するために使用する伝票をいいます。
たとえば、「商品を2,000円で仕入れ、代金を掛とした」という取引について仕入伝票を起票すると以下のようになります。

売上伝票とは、五伝票制の伝票式会計を採用している場合において、売上取引を記入するために使用する伝票をいいます。
たとえば、「商品を1,000円で販売し、代金を掛とした」という取引について売上伝票を起票すると以下のようになります。

出金伝票とは、出金取引（現金が出ていく取引）を記入するために使用する伝票をいいます。
たとえば、「商品を購入し、代金として現金300円を支払った」という取引について入金伝票を起票すると以下のようになります。

入金伝票とは、入金取引（現金が入ってくる取引）を記入するために使用する伝票をいいます。
たとえば、「商品を販売し、代金として現金100円を受け取った」という取引について入金伝票を起票すると以下のようになります。

伝票式会計（伝票会計）とは、仕訳帳を使って取引を記帳するのではなく、取引の内容を簡易に記した伝票を使って取引を記帳する会計の方法をいいます。

伝票式会計（伝票会計）とは、仕訳帳を使って取引を記帳するのではなく、取引の内容を簡易に記した伝票を使って取引を記帳する会計の方法をいいます。