のれんの償却時の仕訳の基礎(連結会計)
支配獲得時において、親会社の子会社への投資額(親会社の保有する子会社株式)と子会社の純資産(子会社の資本金など)とを相殺した結果生じた投資消去差額のうち、借方に生じたもの(のれん)については、無形固定資産となり、20年以内のその効果の及ぶ期間にわたって、定額法その他の合理的な方法により規則的に償却することになります(企業結合に関する会計基準 第32項参照)。
支配獲得時において、親会社の子会社への投資額(親会社の保有する子会社株式)と子会社の純資産(子会社の資本金など)とを相殺した結果生じた投資消去差額のうち、借方に生じたもの(のれん)については、無形固定資産となり、20年以内のその効果の及ぶ期間にわたって、定額法その他の合理的な方法により規則的に償却することになります(企業結合に関する会計基準 第32項参照)。
ある会社が他の会社の支配を獲得してを子会社とした場合、支配獲得日において企業集団の財務諸表(連結財務諸表)を作成することが必要となります。
この連結財務諸表を作成するにあたり、親会社の子会社に対する投資とこれに対応する子会社の資本を相殺消去することになりますが、この親会社の子会社に対する投資と子会社の資本(純資産)との間に差額がある場合、この差額を投資消去差額いいます。
負ののれんとは、被取得企業の取得原価が被取得企業から受け入れた資産・負債の純額を下回る場合における当該差額をいいます。
なお、被取得企業の取得原価と被取得企業から受け入れた資産・負債の純額との差額はその大小から(正の)のれんと負ののれんとの2つに分類されます。
のれんとは、被取得企業の取得原価が被取得企業から受け入れた資産・負債の純額を超過する場合における当該超過額をいいます。
なお、被取得企業の取得原価と被取得企業から受け入れた資産・負債の純額との差額はその大小から(正の)のれんと負ののれんとの2つに分類されます。
合併とは2つ以上の会社が1つの会社になることをいいます。