門松(かどまつ)を購入した時の仕訳・勘定科目

お正月に会社やお店の玄関口・店頭などに飾る門松(かどまつ)を購入した場合は『消耗品費』勘定などを使って処理し、購入時などの費用として処理します。

門松は購入金額が10万円未満、または耐用年数が1年未満と考えられますので、門松の購入金額は消耗品費勘定などを経費勘定を使って処理することになりますが、毎年使いまわすことを前提とし、かつ購入代金が10万円以上の場合は『備品』勘定などを使って資産計上し、減価償却による費用化処理などが必要となる場合などがあります(詳細は消耗品費の仕訳(中小企業者等の30万円未満の資産)及び一括償却資産の仕訳・会計処理も合わせてご参照ください)。

いっぽう、お正月の期間だけ門松をレンタルしたような場合は『賃借料』などの勘定科目を使用し、賃借時の費用として処理します。

(具体例-門松を購入した時など)

お正月にお店の店頭に飾るための門松を購入し、代金20,000円は現金で支払った。

(仕訳)
借方 金額 貸方 金額
消耗品 20,000 現金 20,000

なお、お正月などの期間だけ門松をレンタルし、レンタル料として代金20,000円を支払った場合は以下のように記帳します。

(仕訳-レンタル時)
借方 金額 貸方 金額
賃借料 20,000 現金 20,000

(関連項目)
しめ縄、しめ飾り、鏡餅など(お正月用品)の仕訳・勘定科目
クリスマスツリーの仕訳・勘定科目
福豆や恵方巻(節分イベント)の仕訳・勘定科目

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