通知預金の仕訳・会計処理
通知預金とは、一定の据え置き期間(通常7日間)が定められ、据え置き期間経過後に引き出すときも数日前(最低2日)前に引出金額と引出日をあらかじめ銀行に通知することが必要な預金です。通知預金は比較的短期の大口の預金に利用されています。
通知預金を預け入れたときは『通知預金』勘定を使って記帳します。
(具体例-通知預金)
1.現金50,000円を通知預金口座に預け入れた
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
---|---|---|---|
通知預金 | 50,000 | 現金 | 50,000 |
2.銀行に引出額・引出日を事前通知後、通知預金口座から20,000円を引き出した。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
---|---|---|---|
現金 | 20,000 | 通知預金 | 20,000 |
通知預金は当座預金や普通預金などと同じく要求払預金(期限の定めがなく、原則として預金者の求めによりいつでも引き出せる)の一種であり、貸借対照表上は流動資産の区分に表示されます。
(関連項目)
当座預金の仕訳
普通預金の仕訳
定期預金の仕訳
受取利息・支払利息の仕訳
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