無形固定資産の取得時の仕訳
無形固定資産とは物理的な形態を持たない資産であり、特許権や実用新案権など長期にわたって企業の営業活動に資する資産をいいます。
無形固定資産を取得した時は『特許権』『実用新案権』『意匠権』『ソフトウェア』など各無形固定資産を表す名称を勘定科目として記帳します。
無形固定資産を取得した時は、取得のために支出した金額を取得原価として各無形固定資産の勘定で記帳します。
(具体例-特許権)
特許権を現金10,000円で取得した。なお、登録料などの付随費用として2,000円を現金で支出した。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
---|---|---|---|
特許権 | 12,000 | 現金 | 12,000 |
(具体例-商標権)
商標権を30,000円で取得した。対価は来月末に支払う予定である。なお、登録料などの付随費用4,000円は取得時に現金で支払った。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
---|---|---|---|
商標権 | 34,000 | 未払金 | 30,000 |
- | - | 現金 | 4,000 |
(関連項目)
無形固定資産の償却時の仕訳
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