封筒代の仕訳・勘定科目
取引先への請求書などの送付や社内連絡など、事務処理用の封筒を購入した時は『消耗品費』または『事務用品費』勘定を使って記帳します。
なお、まとめて購入した封筒が期末に在庫として残った場合、原則的には『消耗品』や『貯蔵品』などの資産勘定へ振り替えて処理することになりますが、継続的にその全額を購入時の費用として処理している場合には、そのような処理も認められます(法人税法基本通達2-2-15参照)。
(具体例-封筒の購入費)
事務処理や書類送付で使用する封筒100枚を1,000円で購入し、代金は現金でしはらった。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
---|---|---|---|
消耗品費 | 1,000 | 現金 | 1,000 |
購入額の全額を購入時の費用として処理することができます。なお、おもに広告用の資料やパンフレットの送付などに使用する封筒を購入した時などは『広告宣伝費』として処理する場合もあります。使用する勘定科目については社内の経理ルールを作成し、作成したルールに従って継続的に適用することが重要です。
(関連項目)
住所印やゴム印・スタンプ類の仕訳
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