個人事業主の通勤費(通勤定期・切符代など)の仕訳・勘定科目

個人事業主の自宅と事務所や店舗などが離れた場所にある場合において、自宅から事務所や店舗へ通勤するための通勤定期や切符などを購入した時は、支出した金額を『旅費交通費』などの勘定科目を使って記帳し、必要経費として処理することができます。

(具体例-個人事業主の通勤費)

個人事業主Aは自宅から離れた場所で居酒屋を経営している。個人事業主Aは自宅の最寄り駅から居酒屋の最寄り駅までの通勤定期代20,000円を購入し、代金は個人事業主Aのプライベートな財布から支払った。

(仕訳)
借方 金額 貸方 金額
旅費交通費 20,000 事業主借 20,000

個人事業主であっても通勤のために支払った費用は『旅費交通費』などの経費として計上することができます。なお、本問では通勤定期代をプライベートな財布から支払っているため『事業主借』勘定を使って記帳しています。

(関連項目)
個人事業主が自分の財布から経費を支払った時の仕訳・勘定科目

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