食器類(お皿・カップ・お箸・スプーンなど)を購入した時の勘定科目

飲食店などにおいて使用する皿やコーヒーカップ・コップ・お箸・スプーンやフォークなどの食器類を購入した場合は『消耗品費』勘定を使って記帳し、購入時の費用として記帳します。

なお、10万円以上のお皿などの食器類を購入した場合には資産計上が必要な場合がございます。また、飲食店を開業するために揃えた食器類など、開業前に食器類など購入した場合には『開業費』として資産(繰延資産)計上し、その後に償却処理をおこなうことになります。

(具体例-お皿・食器類の購入費用)

1.当社は飲食店を経営している。本日、店内で使用するお皿やコーヒーカップなどの食器類50,000円分を購入し、代金は現金で支払った。

(仕訳)
借方 金額 貸方 金額
消耗品費 50,000 現金 50,000

2.個人事業主が飲食店の開業するのに伴い、開業日の1週間前において、開業後店内で使用するお皿やコーヒーカップ・スプーンやフォークなどの食器類50,000円分を購入し、代金は現金(個人事業主のプライベートな資金)から支払った。

(仕訳)
借方 金額 貸方 金額
開業費 50,000 事業主借 50,000

個人事業主のプライベートな財布からの出費のため、貸方は『事業主借』勘定を使って記帳しています。なお上記の開業費計上の仕訳は開業日の日付で行います。

スポンサードリンク