年賀状・暑中見舞いの仕訳・会計処理

年賀状や暑中見舞いなどにかかった費用は『通信費』勘定で記帳します。
また、印刷代に関しては『支払手数料』などとして処理しますが、上記の『通信費』含めて処理することもできます。
これらの費用は会社によっては『広告宣伝費』などとすることもありますが、いずれにしろ社内の経理ルールを作成し、一旦採用した方法を継続的に行っていくことが重要です。

(具体例1-年賀状・通信費のみ)

年賀状10枚(520円)を購入し、印刷代500円も合わせて現金で支払った。

(仕訳)
借方 金額 貸方 金額
通信費 1,020 現金 1,020
(具体例2-年賀状・通信費+支払手数料)

年賀状10枚(520円)を購入し、印刷代500円も合わせて現金で支払った。当社では印刷代については支払手数料で処理している。

(仕訳)
借方 金額 貸方 金額
通信費 520 現金 1,020
支払手数料 500
(具体例3-年賀状・広告宣伝費)

年賀状10枚(520円)を購入し、印刷代500円も合わせて現金で支払った。当社では年賀状に関する費用は広告宣伝費で処理している。

(仕訳)
借方 金額 貸方 金額
広告宣伝費 1,020 現金 1,020

上記の通り、勘定科目に関して特にルールなどはありませんので、社内ルールなどを作り継続的な処理を行ていくことが重要となります(ただし、接待交際費にした場合、課税上の問題が発生することがありますのでご注意ください。一般的に年賀状や暑中見舞いは『通信費』や『広告宣伝費』で特に問題ありません)。
また余った年賀状などを郵便切手に交換した時の手数料などは『支払手数料』勘定を使って処理します。

(関連項目)
年賀状ソフトの仕訳・勘定科目

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