外付けHDDやSSDを購入した時の仕訳・勘定科目
外付けHDD(ハードディスクドライブ)や外付けSSD(ソリッドステートドライブ)など、データ保存などのため外付けストレージを購入した時は『消耗品費』勘定を使って記帳し、購入時の費用として処理します。
なお購入代金が10万円(青色申告法人である中小企業者などは30万円)未満の場合、購入時においてその全額を費用として処理することができますが、10万円以上のストレージを購入した場合においては、これを資産(『備品』勘定など)として計上することが必要となります。高額な製品を購入した場合などは資産計上できるか、購入時の費用として処理することができるかは検討の必要がありますのでご注意ください。
(具体例1-外付けHDD/外付けSSDの購入)
1.業務用のデータ保管やパソコンのバックアップなどのため外付けSSDを購入した。代金3万円は現金で支払った。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
---|---|---|---|
消耗品費 | 30,000 | 現金 | 30,000 |
2.個人事業主が業務用のデータ保管やパソコンのバックアップなどのため外付けHDDを購入した。代金1万円は個人事業主のプライベートな財布から支払った。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
---|---|---|---|
消耗品費 | 10,000 | 事業主借 | 10,000 |
(関連項目)
LANケーブルやUSBケーブルを購入した時の仕訳・勘定科目
パソコン・PCを購入した時の勘定科目(購入価格別の仕訳例)
CDやDVDなどを購入した時の仕訳・勘定科目
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