モバイルバッテリーを購入した時の仕訳・勘定科目

スマートフォンやタブレット、ノートパソコンなどを使用するためのモバイルバッテリーを購入した時は『消耗品費』などの勘定科目を使って記帳し、購入時などの費用として処理します。

取得価額が10万円以上(かつ耐用年数が1年以上)のモノなどを購入した時は『工具器具備品』などの固定資産の勘定科目を使って資産として計上し、その資産の耐用年数にわたって費用化する(減価償却といいます)する必要がありますが、モバイルバッテリーの価格が10万円未満となる場合には、『消耗品費』など経費に関係する勘定科目を使って記帳し、購入時などの費用として処理します(購入価格が10万円以上となる場合などは固定資産と消耗品費を合わせてご参照ください)。

(具体例-モバイルバッテリーを購入した場合)

1.業務用のパソコンやタブレットなどを外部で使用するためのモバイルバッテリーを家電量販店で購入した。購入代金5,000円は現金で支払った。

(仕訳)
借方 金額 貸方 金額
消耗品費 5,000 現金 5,000

2.ネット通販で10,000円のモバイルバッテリー(業務用)を購入した。購入代金は業務用のクレジットカード(未払金)で決済した。

(仕訳)
借方 金額 貸方 金額
消耗品費 10,000 未払金 10,000

(関連項目)
スマートフォンの充電器を購入した時の仕訳・勘定科目

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