手帳の仕訳・勘定科目

社員や従業員などが業務で実際に使用するための手帳を購入した時は『消耗品費』(または『事務用品費』)勘定使って記帳し、購入時などの費用として処理します。

なお社名や商品名などの入った手帳など、宣伝効果を意図して不特定多数に配布するために製作・購入した手帳の費用は『広告宣伝費』勘定を使って記帳します。

(具体例1-社員などが自ら使用するための手帳を購入した時の仕訳)

社員が業務において使用するための手帳30冊を購入した。代金30,000円は現金で支払った。

(仕訳)
借方 金額 貸方 金額
消耗品費 30,000 現金 30,000

社員などが自ら使用するための手帳類を購入した時は『消耗品費』または『事務用品費』『事務用消耗品費』などの勘定科目を使って記帳し、購入時などの費用として処理します。

(具体例2-不特定多数に配布するために社名の入った手帳を購入した時の仕訳)

取引先や営業先などに配る目的で、当社の社名入りの手帳を作成しこれを配布した。なお社名入り手帳の購入代金50,000円は現金で支払った。

(仕訳)
借方 金額 貸方 金額
広告宣伝費 50,000 現金 50,000

社名や商品名などの入った手帳など、宣伝効果を意図して不特定多数に配布するために製作・購入した手帳の費用は『広告宣伝費』勘定を使って記帳します(取引先や営業先などへ配る場合であっても交際費として計上する必要はありません)。

スポンサードリンク