ETC(高速道路料金)の仕訳・勘定科目

ETC(イーティーシー)を使って高速道路や有料道路などを利用した時は、利用時において『旅費交通費』勘定を使って記帳します。
なおETCの場合、料金は後日においてクレジット決済となります。したがって利用時において料金の支払いは行われませんので『旅費交通費』勘定の相手勘定は『未払金』勘定という負債勘定を使用して記帳することになります。

(具体例-ETC料金の支払い)

1.当社の社員が取引先へ社用車を使って訪問した。この際に利用した高速道路料金は610円であり、この料金はETCシステムにより後日に預金口座より引き落とされる。

(仕訳-高速道路利用時)
借方 金額 貸方 金額
旅費交通費 610 未払金 610

2.上記のETC利用料金について、クレジット決済により当社の普通預金口座より引き落とされた。

(仕訳-支払時)
借方 金額 貸方 金額
未払金 610 普通預金 610

なおETC利用時のインボイスの取り扱いについては「ETC利用時のインボイス対応の基礎」を合わせてご参照ください。

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