カラオケボックスの仕訳・勘定科目
カラオケ代・カラオケボックスを利用した時の勘定科目については、その利用目的により使用する勘定科目は下記のように異なります。
取引先など、特定の相手を接待する目的で利用した場合 | 接待交際費 |
専ら従業員の慰安のために行われる懇親会・慰労会などで利用した場合 | 福利厚生費 |
取引先など外部者への接待や親交のための利用は『接待交際費』となります。使用する勘定科目については、どのような目的で支出したのかにより勘定科目を決定します。
(具体例-カラオケ代・カラオケボックスの支出)
1.取引先の接待の際にカラオケボックスを利用した。利用料3,000円は現金で支払った。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
---|---|---|---|
接待交際費 | 3,000 | 現金 | 3,000 |
2.社員の懇親会の2次会としてカラオケボックスを利用した。参加希望者は全員参加し、代金10,000円は現金で支払った。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
---|---|---|---|
福利厚生費 | 10,000 | 現金 | 10,000 |
福利厚生費と接待交際費(交際費)とでは税務上の取り扱いが異なります。特定の社員のみを特別扱いする支出は税務上は福利厚生費とならない場合がありますので実務では注意が必要です。
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