信用金庫に支払った出資金の仕訳・勘定科目
信用金庫や信用組合などから融資を受けるためには、原則として信用金庫や信用組合に出資を行って信用金庫や信用組合の会員(組合員)となる必要があります。
信用金庫などの会員になるために出資を行ったときに支払った金額は『出資金』という資産(投資その他の資産)を表す勘定科目を使って記帳します。
信用金庫の会員となるために支払った出資金は、会員を脱退する際などに返却されるものですので、費用として処理するのでなく、資産として処理することになります。
(具体例-信用金庫へ支払った出資金の仕訳)
信用金庫から融資を受けるにあたり、信用金庫の会員となるために出資金5万円を支払うこととなった。本日、出資金5万円が普通預金口座より引き落とされた。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
---|---|---|---|
出資金 | 50,000 | 普通預金 | 50,000 |
出資金は会員を退会する際などに返金されます。
支払時の費用ではございませんのでご注意ください。
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