クリスマスプレゼントの勘定科目

12月のクリスマスシーズンにお店に来店していただいたお客様や、自社商品の購入者など不特定多数の方を対象にクリスマスプレゼント(ケーキや少額の物品など)を配った場合、その購入代金は『販売促進費』または『広告宣伝費』などの勘定科目を使って記帳し、購入時などの費用として処理します。

なお取引先の社長など特定の個人への贈答は原則として『接待交際費』として取り扱われ、税務上の扱いが異なることになりますのでご注意ください。

(具体例-お客様などへクリスマスプレゼントをした場合の仕訳)

当店では12月のクリスマスシーズンにお店にご来店いただいたお客様全員に少額のクリスマスケーキをプレゼントするキャンペーンを毎年行っています。
本年もお客様へクリスマスケーキをプレゼントするキャンペーンを実施し、ケーキの購入代金として現金100,000円をケーキ業者へ支払いました。この時の仕訳をはどのようにすればよいのでしょうか。

(仕訳)
借方 金額 貸方 金額
販売促進費 100,000 現金 100,000

上記の『販売促進費』は『広告宣伝費』などの勘定科目を使用する場合もあります。
不特定多数の方への販売促進や宣伝広告を目的とした支出は『接待交際費』として処理する必要はありません。

(関連項目)
クリスマスツリーの仕訳・勘定科目
消費者に景品や賞金を供した時の仕訳・勘定科目

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