置き薬(頭痛薬・風邪薬など)を購入した時の仕訳・勘定科目

社員や従業員などのため、社内に備え置きしている頭痛薬や風邪薬・胃腸薬・塗り薬・絆創膏などを購入した時は『福利厚生費』勘定を使って記帳します。

社員などであればだれでも使用できる置き薬などの購入費用は、社員や従業員などを全体を対象とした福利厚生目的で購入するものですので『福利厚生費』勘定を使って記帳することになります(消耗品費などで処理することも考えられますが、社内の経理ルールを作成し毎期継続した処理をすることがより重要となります)。

(具体例-社内の置き薬の購入費)

事務所に備え置きしている頭痛薬や風邪薬、絆創膏などを補充し、代金として現金5,000円を支払った。

(仕訳)
借方 金額 貸方 金額
福利厚生費 5,000 現金 5,000

なお、個人事業主が自身や家族で使用する医薬品などを購入した時は必要経費とすることはできせん。これらの出費は医療費控除の対象となりますのでご注意ください。

(関連項目)
個人事業主が医療費や薬代を支払った時の仕訳・勘定科目

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