共益費や管理費などの仕訳・会計処理

店舗・事務所や倉庫などの家賃と一緒に共益費及び管理費などを支払った時は、家賃と同様、『地代家賃』または『支払家賃』勘定を使って記帳し、家賃と同様に取り扱います。

ただし、共益費や管理費に水道代などが含まれる場合は、水道代などに該当する金額については『水道光熱費』勘定等を使って記帳します。

（具体例１－共益費・管理費）

今月分の事務所家賃100,000円、共益費・管理費12,000円を現金で支払った。

（具体例２－共益費・管理費（水道代込の場合））

今月分の事務所家賃100,000円、共益費・管理費12,000円（うち水道代2,000円を含む）を現金で支払った。

共益費・管理費に関する消費税については、家賃同様、住宅契約の場合は非課税、事務所や店舗での利用を前提とした契約の場合は課税取引とされています（消費税法基本通達6-13-9参照。なお別建請求する各種料金は個別に内容を判定することとなりますので、水道代などはたとえ一定額を請求する場合であっても課税取引となります）。