本や書籍を購入した時の仕訳・会計処理

会社の業務で使用する本や書籍を購入したり、新聞代を支払った時は、原則として『新聞図書費』(販売費及び一般管理費)勘定を使って記帳します。また、研究開発活動に関連して購入した書籍は『研究開発費』(販売費及び一般管理費又は当期製造費用)することもできます。
ただし、購入した書籍を社内で利用するのではなく、得意先などに贈答する目的の場合は『接待交際費』として処理することが必要となります。

(具体例1-新聞図書費)

当社の業務に関する業界関連書籍を購入し、現金3,000円を支払った。

(仕訳)
借方 金額 貸方 金額
新聞図書費 3,000 現金 3,000
(具体例2-研究開発費)

新製品の研究開発活動において、技術導入に関する関連書籍を30,000円で購入し、代金は現金で支払った。

(仕訳)
借方 金額 貸方 金額
研究開発費 30,000 現金 30,000
(具体例3-接待交際費)

日頃お世話になっている得意先の社長の趣味に関する書籍を現金6,000円で購入し、これを取引先に送付して社長に贈答した。

(仕訳)
借方 金額 貸方 金額
接待交際費 6,000 現金 6,000

(関連項目)
電子書籍・WEB書籍に関する仕訳・勘定科目

Tags:

スポンサードリンク