ジャンパーや防寒着の仕訳・勘定科目

従業員や使用人が冬期に業務で使用する防寒着(ジャンパーや手袋など)を購入した時は『消耗品費』などの勘定科目を使って記帳し、購入時の費用として処理します。

なお、商品名の印字されたジャンパーなど主に販売促進を意図したものである場合には『広告宣伝費』『販売促進費』などの勘定科目を使って処理します。
使用する勘定科目は、その支出の主目的をもとに判断してください。

(具体例-防寒着・ジャンパーなどを購入した時)

冬期に従業員が社外で使用するための防寒着(ジャンバー)を購入した。代金10,000円は現金で支払った。

(仕訳)
借方 金額 貸方 金額
消耗品費 10,000 現金 10,000

防寒着の勘定科目は上記では『消耗品費』勘定を使って仕訳していますが、『福利厚生費』などの勘定科目を使用することも考えられます。使用する勘定科目については社内の経理ルールに従って継続的に仕訳してください。

2.新商品のキャンペーンで使用する商品名入りジャンパーを制作した。代金30,000円は現金で支払った。

(仕訳-商品名入りの場合)
借方 金額 貸方 金額
広告宣伝費 30,000 現金 30,000

新商品のキャンペーン用に制作した商品名入りのジャンパーなどは『広告宣伝費』『販売促進費』などの勘定科目を使用して記帳します。
使用する勘定科目はどのようなものを購入したのかではなく、どのような目的で購入したのかという観点で選択します。

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