個別財務諸表の種類

財務諸表とは

財務諸表とは、株主や債権者など企業の利害関係者に対し、企業の一定時点における財政状態や一定期間における経営成績あるいはキャッシュフローの状況などを報告するために作成される報告書をいいます。

財務諸表には貸借対照表・損益計算書・株主資本等変動計算書・キャッシュ・フロー計算書及び附属明細表などがあり、それぞれの内容のようになります(財務諸表等規則第1条等参照)。

(個別財務諸表の種類)
貸借対照表 貸借対照表とは、企業の一定時点における財政状態を表す財務諸表です。
損益計算書 損益計算書とは、企業の一定期間の経営成績を表す財務諸表です。
株主資本等変動計算書 株主資本等変動計算書とは、企業の一定期間における純資産の増減を表す財務諸表です。
キャッシュ・フロー計算書 キャッシュ・フロー計算書とは、企業の一定期間におけるキャッシュフローの状況を表す財務諸表です。
付属明細表 附属明細表とは、財務諸表の重要項目を補足するための明細表です。
附属明細表には有価証券明細表・有形固定資産明細表・社債明細表・借入金等明細書・引当金明細書・資産除去債務明細書などがあります。

なお連結グループを対象とした財務諸表を連結財務諸表というのに対し、単体企業を対象とした財務諸表を個別財務諸表ということがあります(連結グループを対象とした連結財務諸表については連結財務諸表の種類をご参照ください)。

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