スリッパや上履きを購入した時の仕訳・勘定科目

事務所や会社内で使用するスリッパや上履きなどを購入した時は『消耗品費』などの勘定科目を使って記帳し、購入時などの費用として処理します。

購入金額が10万円以上であり、かつ耐用年数が1年以上となる資産を購入した場合には『備品』勘定などを使い固定資産として計上することが必要ですが、スリッパや上履きは通常は非常に低額なものとなりますので購入時などにおいて一括で費用処理します。

(具体例-スリッパや上履きなどを購入した場合)

1.会社で従業員やお客様が使用するスリッパを50足購入した。購入金額は10,000円であり、現金で支払った。

(仕訳)
借方 金額 貸方 金額
消耗品費 10,000 現金 10,000

2.飲食店を営む個人事業主が店舗内で使用するスリッパ10足を購入した。代金3,000円は個人事業主がプライベートで使用している財布から支払った。

(仕訳)
借方 金額 貸方 金額
消耗品費 3,000 事業主借 3,000

もっぱら従業員が使用するのであれば『福利厚生費』などの勘定科目を使用することも考えられます。
いずれにしろ、使用する勘定科目は社内の経理ルールに従って継続的に使用することが重要です。

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